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”さいますみ/崔真淑”のオイコノミクス

Good ・ News and Companiesの”マクロエコノミスト崔 真淑 / さいますみ”です!資本市場、そして経済学の社会的意義を伝えるのが使命です!身近な話から資本市場の最先端の話まで皆様と一緒に考えていきます!ご連絡先はこちら→info@goodnews.jp.net

年金と資本市場

みなさまこんにちは!Good News and Companiesのさいますみ/崔真淑です!

今回は、ラジオNIKKEI”さいますみのマーケットライブ”でお伝えしきれなかったことを記していきます。

 

*GPIFの運用比率

なにかとGPIFが話題になっています。保有資産の株式比率を高めた運用を行うとの思惑が資本市場に流れています。

GPIF運用比率の変化は、現状では以下のように変更されています。今後は、国内株式比率がどの程度変わるのかは未知数です。

6月以前→国内債券67%、国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%、短期資産5%。

 

変更後→国内債券60%、国内株式12%、外国債券11%、外国株式12%、短期資産5%。

株高で崩れたPF(ポートフォリオ)を調整した程度のようです。

 

今後は更に株式のPFを高めると変更されるかもしれませんが、そうなると債券比率が下がります。結果、想定外の債券利回り上昇が起こるかもしれません。日銀は実質金利をマイナスにし、低金利政策による良いインフレを起こそうとしているのに、その足かせになるかもしれません。新たなアロケーションでの運用が始まる時期は2015年ぐらいになるでしょ。GPIFは70兆円強の国内債券を保有しているので、10%の保有率変更で7 兆円程度の市場インパクトをもたらすとになります。株高への期待も良いですが、こんなところにも注意してよいかなと。

(もちろんGPIFから出てきた国債を日銀が買ってくれるならば市場への悪影響は小さくすむでしょうが…)

 

*とはいえ、大きく影響がでるならば〇〇かな

そして、GPIFは他国の年金基金に比べて運用専門の人材や、その人材へのインセティブ

の仕組み等は遅れている感は否めません。抜本的に運用比率を変更への壁はかなり厚い

でしょう。上記から、私は資本市場全体へのGPIFによる影響はそれほど大きくならない

と予想しています。

しかし、一点だけきになることも!

株式運用のベンチマークTOPIXからJPX日経400へと、GPIFの有識者会議で何度も話が

でているのです。運用比率を大きく変えなくても、運用組み込み銘柄が変化する可能性

は相当大きいと思います。

是非、こんなところにも注目してみてください!

 

今日も読んで頂きありがとうございます!

応援いつもありがとうございます!

 

さいますみ/崔真淑