「東芝」の不適切会計を、海外メディアはどう見てる?
みなさまこんばんは!
www.cnbc.com 米CNBCは、今日の株価上昇と東芝のビジネス環境についてです。当初言われていた減額幅は約500億円でしたが、第三者委員会の調査結果では約1500億円の下方修正が必要と指摘されています。しかし、今日の東芝の株価は6%を超える上昇を見せました。減額幅がどの程度か判明し、不透明感の薄まりを好感したのでは?としています。東芝のビジネス環境については、今回の不適切会計事件に関係なく厳しいとの論調が並んでいます。主要ビジネスであるNAND型フラッシュメモリーは、スマホ需要の鈍化から、業績は鈍化していくと予想。実際、東芝と提携している米サンディスクの株価は、スキャンダルは皆無なのに、今年に入って40%も株価が下がっていると…
www.bbc.com 英BBCは、米証券取引委員会がどのようなアクションを取るかが、東芝の懸念事項として挙げています。今後の東芝のビジネス環境に対しては、米CNBC同様に、韓国、中国のハイテク企業と競争面で既に厳しい状況と指摘しています。これを機に、選択と集中が起きるかに注目とのことです。
Scathing report says Toshiba CEOs had role in accounting scandal
こちらは英FTの記事。日本メディア同様に「チャレンジ」の存在や、当初言われていた減額幅が3倍以上に膨らんだことを指摘しています。コーポレートガバナンスを強化しようとしている安倍総理の努力に水を差したと書かれています。私見ですが、東芝への対応の仕方は、内閣支持率にも間接的な影響や、海外投資家の日本株への見方に大きく影響が出ると思います。
ここまで読んでくださりありがとございます!東芝厳しい環境続きそうですね。
ある方に海外主要経済メディアを10年続けて読むと人生が変わるよと言われました。外から日本がどう見られているか意識するのは重要ですよね!
引き続きよろしくおねがいします!
崔真淑/さいますみ