”さいますみ/崔真淑”のオイコノミクス

Good ・ News and Companiesの”マクロエコノミスト崔 真淑 / さいますみ”です!資本市場、そして経済学の社会的意義を伝えるのが使命です!身近な話から資本市場の最先端の話まで皆様と一緒に考えていきます!ご連絡先はこちら→info@goodnews.jp.net

【Post Truth】1月某日 フジテレビ「ユアタイム」木村太郎さん、モーリーさん共演からの学び!

 みなさま、こんにちは。崔真淑/さいますみです。

 気付いたら、もう2月も終わりを迎えようとしています。ここで、来年度に向けて1、2月の反省を全力でしていきます。今回は、1月の番組出演からの反省です。

 

1月は、とにかくトランプ米大統領の話に、多くの人の注目が非常に集まっていた時期でした。1月20日の大統領就任式にどんな演説を行うのか? 大統領に就任しても、トランプ節は変わらないのか…様々な考えが交錯していました。

 

f:id:saimasumi:20170226164541j:image

 

 そんな大統領就任式前に、なんと…!

フジテレビ「ユアタイム」の中で、ジャーナリストの木村太郎さん、モーリーロバートさんと鼎談させて頂くという非常に貴重な機会に恵まれたのです。

 

 お題は、トランプ大統領への期待と不安です。私は、お二人に比べたら(もちろんですが)政治や米メディア業界についの知見は非常に薄いです。

 なので経済目線でのトークを。一番の懸念は世界が減税合戦になることをお伝えしました。お二人からは、政治に関する的確なコメントがバシバシ出てきて、学びの多い時間になりました。

 

なかでも… ベタな質問ですが、木村太郎さんに、

 

「なんでトランプ大統領だって当てられたんですか?」

 

 と、質問を。そこで、木村さん、モーリーさんからpost truth時代の今だからこその、米メディアとの付き合い方のヒントをレクチャーして頂いたのです!!!!

 日本に住む私達からすると、米メディアは政治中立的でないと感じることは少なくないでしょう。実は、これにも理由があるのです!!

 

1984年に、米・連邦最高裁裁判所がある判決を下しています。メディアの多様性と、政治的に公平中立を義務つける報道スタイルはマッチしないと…

(私はジャーナリズムのプロではないので、気になる方はその道のプロのサイトを見るのをお勧めします)

 そこから、政治中立的な報道を必ずしもしなくてよくなったようです。日本に入ってくる米メディアが、圧倒的に反トランプ大統領だったことも、米大統領選挙結果を外す人が多かった背景にもあると思います。(私が書くと言い訳になりますね…(汗))

 

 では、中立的報道が義務つけられてない米メディアとどう付き合えば良いのでしょうか?木村さん、モーリーさんには、トランプ大統領支持メディアと、反トランプ大統領メディアをどちらも読むことを勧められました。

 

 でもですよ…反トランプ大統領といえば、CNN などが浮かびますが、トランプ大統領支持メディアってどこにあるんでしょ?ということで教えて頂いたのが、これです!!!

 

f:id:saimasumi:20170226171009j:image

 

 トランプ大統領側近の主席戦略官であり、米NSCメンバーのスティーブンバノン氏が経営していたブライトバードニュースです。上の写真はそのHPです。

http://www.breitbart.com/

 

  このメディア経営からスティーブンバノン氏は離れたと言っても、やはり注目に値するメディア。日米首脳会談記事にネガティヴな表現が少ないのも、とても重要なサインのように感じました。

 

激動の世の中だからこそ、どちらの考え方にも触れつつ経済分析に活かしたいと痛感した一日でした。

にしても、モーリーさんはもちろん、木村さんがとても気さくな方で驚きました❗❗

 

私「母に木村太郎さんと鼎談するんだーって言ったら、羨ましがってましたーー😆」

 

とお伝えしたところ、

 

木村さん「あーよかった。おばあちゃんに言ったらって言われたら歳を感じちゃうところだったよ。わはっははは!😄」

 

と。実は78歳の木村さん。返しも茶目っ気たっぷり!!

ということで分析の中身も、喋りの中身も更に精進したいと思ったのでした。

 

読んでくださりありがとうございます!

応援いつみありがとうございます😊

 

崔真淑/さいますみ