需要牽引で物価が上昇している項目とは?メルマガ「さいますみのオイコノミクス」Premium! <グラフ集>vol.2 需要牽引型の物価上昇を見せるサービス業/役員報酬を決めるメカニズムからの教訓(米国役員の実証分析より)
皆様、こんにちは。エコノミストの崔真淑(さいますみ)です。
いよいよ博士後期課程の授業が始まりました。第二回目のメルマガ(月864円。継続の場合初月無料。第二回目は4月11日に発刊です)では、誰もが気になる「報酬」決定のメカニズムについて実証分析を行った研究論文を用いながら、どうしたら報酬をあげられるか、また誰かの報酬を決める立場にある人の悩み解消、投資先企業の役員報酬の妥当性についてのヒントになったらと考えています。
そして、もう一つは、物価です。メルマガでは、現状の消費者物価についてデータを扱う人やビジネスパーソンンに知ってほしい課題を記載しています。どんなバイアスがかかりやすいのかを解説しています。加えて、日経CNBC「昼エクスプレス~崔真淑のサイ視点」に出演して頂いたナウキャスト社CSOの広瀬健さんより許可を頂いて、同社が全国のPOSレジから抽出して作成した最新の物価動向のチャートを紹介します!
①為替と物価
広瀬さん曰く…
ドル円市場は昨今円高傾向が続いていますが、
過去のパターンでみると12ヶ月程度のラグを伴ってCPIに効い てくる可能性があります。
②項目別の物価について
広瀬さん曰く…
2017年中は概ね食品がインフレのけん引役、最近は外食サービスでも労働市場の逼迫や食品価格の上昇を受けて価格転嫁が進んでいます。一方で財やサービスは低迷していましたが、2月3月は携帯サービスが前年比でプラスになっている(ベース効果)ほか、宿泊料や海外旅行費等も伸びているため外食以外のサービス価格も伸びています。
③需要牽引型の商品・サービスはあるのか?
広瀬さん曰く…
インバウンド等の外需効果で宿泊料が持続的に上昇しており、
このトレンドは外需の堅調が続く限り持続する可能性が高いと見て います。
以上になります!ぜひ、多くの経済学者が注目中の
ナウキャスト | 経済の”今”を伝えるビッグデータ解析ベンチャー
の動向に注目してみてください!
いつも、応援ありがとうございます!
感謝の気持ちを忘れず精進いたします!
崔真淑(さいますみ)
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