【曇った眼】テレビ東京「Mプラス11」出演を振り返る。25日移動平均線って何なんだ。
みなさま、こんばんは。
マクロエコノミストの崔真淑/さいますみです。今日は、月、水で出演させて頂いているテレビ東京「Mプラス11」を振り返りながら、自身を反省していきます。
実は、少し前の番組出演の前にある方とお話する貴重な機会がありました。某国立大学で、コーポレートファイナスや資本市場研究をされている准教授の方です。
その先生は、自身の出演番組も見てくださっているようでして、非常に嬉しく感じたのです。ただ、先生の発言にドキっとし、自分の眼がいかに曇っているのか、常に不動点を意識した行動が取れているのかにハッとさせられたのです。
先生「あのー番組をみていると、一部の方が『25日移動平均線が…』という下りがでてくるんですが… 損益分岐点といえば、それまでですか、どういう根拠であんなに注目されているんですか?」
と、仰ったのです。自身は、資本市場の解説をするときは、納得いかないものは使いたくないので、25日移動平均線には全く触れないです(もちろん有効な印の一つだとは思いますが…)
でも、多くの場所で使われる言葉でもあります。なので、自身は、こんな回答を…。
崔「あーあれは、ミセスワタナベならぬ25日移動平均線おじさんっていう人がいるから重宝されていると思うんです。」
先生「え???」
崔「昔は土曜日も株式市場や資本市場が空いてました。なので一か月の損益分岐点の節目に25日移動平均線というのを使うのは有効だったと思うんです。
いまは、土曜日ないですよね。本来は、22日移動平均線のほうが今のトレンドに合っていると思うんです。でも、誰も使わない。むしろ、昔の名残を見て運用する方がいるようなので不思議と25日になっているかと… 」
先生「あーみんながそれを見ているからこそってことかぁ…」
という会話をして、ハッとしたのです。
あーーー、自分が最初に不思議だなと思ったことをドンドン忘れていると。
自分の不思議を忘れるということは研究でも、ビジネスでみ思わぬ時間ロスを生み出しかねないと思うのです。
勉強したり、その仕事にのめり込むというには、ドンド眼が曇っていくことだと痛感したのです。
それを打破するのために、私なりに考えて見たのですが、、一言でいうと、その現象がどういうことか言えない時は不味いと思うい、ちょっとした瞬間に気付きを心がける。
そしてジャンルの違う方との交流は必須だなと。
ということで春から意識したいこをまとめました。
いつも応援ありがとうございます!
崔真淑/Sai Masumi