”さいますみ/崔真淑”のオイコノミクス

Good ・ News and Companiesの”マクロエコノミスト崔 真淑 / さいますみ”です!資本市場、そして経済学の社会的意義を伝えるのが使命です!身近な話から資本市場の最先端の話まで皆様と一緒に考えていきます!ご連絡先はこちら→info@goodnews.jp.net

【為替】10/22 BSNHK「経済フロントライン」出演からの学び

 みなさま、こんにちは。

 今回も、前回同様に下半期の仕事を振り返り、猛烈に反省していきます。

 実は、10/22は毎週土曜日22時から放映されているBSNHK「経済フロントライン」に出演させて頂きました。詳細はこちら→http://www.nhk.or.jp/keizai/

 

f:id:saimasumi:20161203174321j:image

 

 毎回、著名な方のVTRや、面白い経済アイデア、取組が紹介されます。私が出演させて頂いた回も、興味深いネタが満載。なかでも、もっとも関心があったのは、

 

ジビエ

 

です。実家のことを考えると、お肉と聞くと気になって仕方がないのです(汗)害獣と言われるシカなどを駆除するだけでなく、継続的に取り組めるように、そうした肉をどう流通させるかが興味深かったです。

 

 しかし、課題は山積。流通を安定させるには、ハンターの報酬をUPさせる必要があります。でも害獣駆除の補助金を出してる地方自治体も財政難。一方、ただでさえジビエ肉は高額で、値段に上乗せするのも難しい。

 

f:id:saimasumi:20161203180104j:image

 

販売値段を安くしたくても、ハンター需要とのトレードオフなんですね。将来は地方自治の援助無しの事業にしたくても、国内の肉市場で戦うにはやっぱり値段がネックなのです。でも、実はすごい強みもあるようにも感じたんです!!

 

「為替リスクがない」

 

です。国内のハンターが狩っているので当たり前のように聞こえるかもしれません。でも輸入肉に頼る国内の牛肉市場を始め、様々な肉市場が為替リスクの影響も受けやすいのです。これが国内産のお肉価格にも影響があります。

 

だからといって街中のお肉屋さんは為替ヘッジなんてできませんし、そんな量もかえません。値段水準以上に、値段のボラティリティに悩ませされてる日本のお肉屋さんにとっては新たな市場として可能性を感じました。

 

f:id:saimasumi:20161203175823j:image

 

こうした街中視点を持ち続けた、行動・経営するエコノミストになりたい!とボンヤリですが強く感じた夜でした😉✌️いつもありがとうございます😁