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”さいますみ/崔真淑”のオイコノミクス

Good ・ News and Companiesの”マクロエコノミスト崔 真淑 / さいますみ”です!資本市場、そして経済学の社会的意義を伝えるのが使命です!身近な話から資本市場の最先端の話まで皆様と一緒に考えていきます!ご連絡先はこちら→info@goodnews.jp.net

【為替】10/22 BSNHK「経済フロントライン」出演からの学び

 みなさま、こんにちは。

 今回も、前回同様に下半期の仕事を振り返り、猛烈に反省していきます。

 実は、10/22は毎週土曜日22時から放映されているBSNHK「経済フロントライン」に出演させて頂きました。詳細はこちら→http://www.nhk.or.jp/keizai/

 

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 毎回、著名な方のVTRや、面白い経済アイデア、取組が紹介されます。私が出演させて頂いた回も、興味深いネタが満載。なかでも、もっとも関心があったのは、

 

ジビエ

 

です。実家のことを考えると、お肉と聞くと気になって仕方がないのです(汗)害獣と言われるシカなどを駆除するだけでなく、継続的に取り組めるように、そうした肉をどう流通させるかが興味深かったです。

 

 しかし、課題は山積。流通を安定させるには、ハンターの報酬をUPさせる必要があります。でも害獣駆除の補助金を出してる地方自治体も財政難。一方、ただでさえジビエ肉は高額で、値段に上乗せするのも難しい。

 

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販売値段を安くしたくても、ハンター需要とのトレードオフなんですね。将来は地方自治の援助無しの事業にしたくても、国内の肉市場で戦うにはやっぱり値段がネックなのです。でも、実はすごい強みもあるようにも感じたんです!!

 

「為替リスクがない」

 

です。国内のハンターが狩っているので当たり前のように聞こえるかもしれません。でも輸入肉に頼る国内の牛肉市場を始め、様々な肉市場が為替リスクの影響も受けやすいのです。これが国内産のお肉価格にも影響があります。

 

だからといって街中のお肉屋さんは為替ヘッジなんてできませんし、そんな量もかえません。値段水準以上に、値段のボラティリティに悩ませされてる日本のお肉屋さんにとっては新たな市場として可能性を感じました。

 

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こうした街中視点を持ち続けた、行動・経営するエコノミストになりたい!とボンヤリですが強く感じた夜でした😉✌️いつもありがとうございます😁

【吸収力】10月某日 NewsPicks AKB48総監督 横山由依さんとの対談からの学び

 みなさま、こんにちは。

 前回に続いて、下半期の仕事から得た気付きと、猛烈に反省したことを記させて頂いてます。

 今回は、10月某日にNewsPicksの企画で、なんとAKB48 二代目総監督の横山由依さんと対談させて頂きました!記事は、こちらで掲載されています↓

https://newspicks.com/news/1883355/

 

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 テーマは経済学。私にとっては常に好奇心を与えてくれて、考える指針を与えてくれる愛しい存在。更には身を助けるのは、学歴じゃなくて学問だ!と確信させてくれたものです。

  でも、普通はとっつきにくいですよね…。横山さんは、私だけでなく、ファッション、組織開発、経営学…様々な分野の方とNewspicks上で対談されてます。どの分野でも、自分ごとにサラッと変換していくのが記事からも感じます。

 そして、私の回も…。サラッと、自分ごとに置き換えて頂き、私も楽しくなって話がドンドン進んで行ってしまいました。根底にあるのは、好奇心と吸収力だと思います。

 この歳になって、時間のせいにして、違うジャンルへの好奇心、吸収、きっかけを見過ごしてない私?と気付きの多い対談に。

 まさに教えることは教わることですね!!

 

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 同時に、AKB48グループへの横山さんへの愛が、すごく伝わってきました。人の成功を応援することと、自分の成功への情熱って、たまに両立することが難しいことはあるなと思っては、自分のマイペースを貫こうといつも思う私でした。

でも、そうではなくて他者に強く関心を持つことで、支えることで、自分も確立されてくものなんだと、ハッとさせられたのでした。

 

ということで、斉藤和義さんの「やさしくなりたい」を聴きながら帰路に。愛の塊な横山さーん!めっちゃ応援してますーー!紅白も全力投票だーー!

 

ということで、もっと他者にやさしくなりたい!と強く感じた1日でした😁🌸

 

 

【情報と時間】10/4日本証券業協会「投資の日」イベント登壇からの学び

  みなさま、こんにちは。

 今回も、前回に続いて下期にさせて頂いた仕事の振り返り。そこからの反省を記していきます。

 10/4は、日本の金融リテラシー向上のきっかけになるべく制定された「投資の日」by日本証券業協会でした。

 

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場所は、有楽町「国際フォーラム」。規模は1000人。更に、一緒に登壇させて頂いたメンバーは、

 

ジャーナリスト 田原総一郎さん

東京大学名誉教授 伊藤元重先生

タレント パックンマックンさん

 

と、尊敬する方々ばかり。打ち合わせの時に、これまでにないぐらい緊張していた私。でも、そんなことは想定済みのクルーの方々。私の大好きなオロナミンCを控え室に仕込んでくれ、その愛を感じつつ、登壇者の思いやりに愛を感じつつ、無事に終えられました。

 

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登壇するというのは、来場者の方々とのコミュニケーションでもあります。初の1000人規模で、目線や姿勢をどうすべきか悩む場面もありましたが、最前列の方のニッコリ笑顔にも癒されておりました。お忙しい中で来てくださった皆様、本当にありがとうございます!

 

そんな登壇中の中での、印象的なのが伊藤元重先生のコメント!!モデレーターの田原さんが、「情報収集どうしてる?」と振ったわけです。

 

私は、普段読んでる媒体と、アプリのtwitter、Nuzzle、Newspicks活用術をお話。そんな中で、伊藤先生は…

 

「僕は、情報収集を多くすることよりも、考える時間をいかに作るかに苦心してますね」

 

と。やられたー!という気持ちでした。そうなのです。超ネット社会では、情報は無尽蔵に膨れるし、信憑性が?な記事も沢山出てきます。だから、収集する入り口にあえて制限を掛ける姿勢と、一次情報に触れて考える時間が重要なんですよね。

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そんな登壇中に、ふっと計量経済学の分野のある先生の言葉もよぎりました。

 

「一次情報は宝の山だよ。でもね、そこにも情報提供者がバイアス持ってないか考えないといけないよ。同じようなデータでも、発表省庁、国でも全然違うこともあるから…」

 

と。経済・マーケットと向き合う基本のキに戻れた1日でした😉👍 ありがとうございます!

 

【声】 11/3フジテレビ「ユアタイム」出演からの学び

  みなさま、こんにちは。

  おかげさまで、下半期も様々な仕事をさせて頂きました。ということで、最近の仕事で感動をしたことを、忘れないうちに、そして今後に活かすために振り返らせてください。

 

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 11/3のフジテレビ「ユアタイム」に2回目の出演をさせて頂きました。事前に密着取材もして頂きました。web版はこちら→http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00340858.html

ものすごく良い感じに編集もして頂き、父が視聴して、

 

「これ、俺の子か?!」

 

と、言ってくれました(笑) 「ユアタイム」クルーのみなさま本当にありがとうございます。少しは親孝行できたかもしれないです(泣)

普段の活動から、金融庁さまとの取組等、ご紹介しい頂けました!

 

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 そして、スタジオでの市川さん、モーリさん、みなさまの軽快トークのおかげで緊張感を解いて頂き、無事に生放送を終えられました!この日は、日本版ブラックフライデーの解説を。12月に入ってユニクロの好調ぶりも聞こえてくるようです。

 

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 そして…更に感動、学びにもなったのが、実は野島卓アナウンサーの声でした!!!これまでもアナウンサーの方とお仕事する機会はあったのですが、そんな近距離でニュース原稿を読んでる姿をがっつり聞くことが意外に少なかったんです。更にはその姿を傾聴するほどの余裕もなかったのでしょう。なので気付けなかったのかも…。というのも、

 

普通に見える、普通に聞こえるって、実は物凄いプロの仕事なんだなと。

 テレビを通すと、普通に聞こえるニュースも、隣で聞いている時は、実は切ないニュースはどことなく切ないトーンで。

明るいニュースは、実は明るいトーンで伝えているんだなと…。しかも表情も。だから普通に違和感なく聞こえるんです。文字として聞こえてこないんです。

 普通に見せる、違和感なく見せる、聞かせるって、実は物凄いプロの仕事だからできるんだと痛感してました。そして、どんな分野でもプロは常にトレーニングし続けられる人のことなんだって。

ちなみに、大学院でお世話になった教授が野島さんのファンらしく、年齢を聞いて更に一人驚いてました…。

 

 ずっと、声にコンプレックスのあった私。体力が落ち目の時ほど、無理してトーンが高くなってしまう自分が嫌で仕方なかったんです。

 でも、これまでご一緒させて頂いた共演者はもちろん、野島さんの姿を見て、改めて反省したんです。

エコノミストの本職は経済分析。でも伝える力、伝え方にもっと努力掛けてた?声のコンプレックス克服する前に努力してた?って。

 

ということで、まずは口角を上げて、にっこり、自分の声が好きになるよう少しづつ工夫していきたいという心掛けも頂きました😁

 

 

なぜ、世論調査は外れることがあるの?を、エコノミスト線で考えてみた~米大統領選挙の事前調査からの反省!バイアスと有効性はトレードオフ~

<追記>

このブログは、隠れトランプがいたからでしょの一言で終われば、今後の調査、予測に活かされず終わってしまうとおもい書きました。

応用を利かすには、理論ベース思考が必須。今後に私自身も活かしていきたいです。

 

********本文⇩************

 みなさま、こんばんは。

 Good・News and Companiesの、マクロエコノミスト崔真淑(さいますみ)です。

 11月9日は歴史的瞬間になりました。SNS上コメントを見ると、アメリカ国内でも大統領選挙の結果について、意見が明確に分かれているのが印象的です。

 選挙直前までトランプ氏追い上げは報道されていたものの、クリントン氏勝利を考えている方が多かったと思います。でなければ、為替がこんなに乱高下しないですよね。あらゆる通貨の逃避先?のビットコインは、対円ですら上昇中。

 そして、改めて感じたのは、選挙などの事前調査と私達は付き合い方です。私は二つの基準を意識することが重要だと痛感しました。

 それは、バイアス」と「有効性」という2つの計量経済学の基準です。これが世論調査が外れるきっかけになる場合もあるし、把握しておかないと情報をミスリードする可能性があるのです。

 

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(写真はWIKIPEDIAより)

 

バイアスとは?

 バイアスとは、偏りがないこと。専門用語では、不偏性と言います。ある手法によって、何かしらの調査を行うとします。この時、何度も繰り返し同じ手法を繰り返し、そこから得られた結果が平均的に正しい答えならば「バイアスが無い」と言えます。

 例えば、明らかに保守勢力が多い地域からだけ取得した事前調査は、バイアスがかかっていますよね。その他には、特定の曜日だけの調査となると、その曜日には出てこないだろう層だけ漏れていたり…

 何を簡単な話をいってんねん!て思う方もいるかもしれません。いやいや、これはけっこう奥が深いのです。事前調査におけるバイアスには2種類あることを抑えるのが重要なのです!

 

*2種類のバイアスって、なんだ?

 それは「統計的バイアス」と「実質的バイアス」の2つです。なかでも、後者がネックになることが、肌感覚でも多いと感じます。前者は、まさに上述したお話し。

 後者は、構造的な話です。例えば、日曜日にしか選挙が行わない地域があるとします。でも、宗教上の理由から日曜日に大きな行動が出来ない人もいます。つまり選挙制度がもたらすバイアスなどが当てはまります。

 今回の世論調査では、米国のあらゆる報道機関が事前調査を発表していますが、この2つが複雑に重なったことが世論調査と、選挙結果の差にあるようにも思います。それぞれの報道機関が、いくらランダムに事前調査をしたといっても、国土が広く、様々な人種が存在するアメリカでがバイアスはかかりやすいと思うのです。

 保守に受けるメディアと、そうでないメディアでは、ネットや電話でランダムにアプローチするといっても、アプローチ可能層は変化するはず。極端な例ですが、ザ・株新聞と地方新聞では、アプローチ可能な層が違っても不思議ではないでしょうよ…。 

 その他には、一次情報は宝の山なんていいますが、情報提供者がバイアスを掛けている可能性もあります。(ちなみに、これを如実に表している論文では、これが有名みたいです)

 もちろん、アメリカの世論調査バイアスを加味するために複合的に見る必要がるとは聞きます。しかし、無数に報道機関があるわけではないので、ちょっとした異常値に総合的指標が引っ張られることもあるわけです。

 どこの報道機関が、どの地域に受けやすく、どの層に受けやく、どれぐらい販売数が変化しているか…これらを抑えて世論調査をくみ取らなくてはいけなかったと反省している私です。

 

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(レギュラー番組のテレビ東京「Mプラス11」では、驚き過ぎて噛んでしまいました…。怒っているわけではないです(汗)写真はTwitterでフォローしてくださってる、関西人NEOさんより)

 

*もう一つの有効性とは?

 有効性とは、調査結果から出てきた結果(ここでは推定量)の良し悪しを判定する基準です。調査結果の分散(ばらつき)が小さいと、良いと判定出来るかもしれません。

 上述したバイアスを減らすには、どうすべきでしょうか?それは、調査情報を可能な限り増やすことです。とにかく収集できるデータは、沢山集めて来いということです。そうすれば、分散が低下して良い調査と言えるでしょう。しかし、これは集めてくる調査情報が、全て同一の条件下で収集されていればの話です

 でも、そんなことは現実世界ではできないですよね。多くの調査結果を集めるほど、非常にバイアスがかかっている情報を取得して、結果が大きくゆがんでいるかもしれないのです。

 

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(国土が広く、人種が多様な米国では、その地域、層に受け入れやすい報道機関に歪みがある!?

 

 じゃあ、バイアスがほとんどかかっていない少数のデータだけを使えば良いのでしょうか?その場合、もしかしたら重要な情報が失われているかもしれず、有効性が失われるかもしれないのです。

 つまり、バイアスと有効性はトレードオフの関係にあることを抑えないといけないのです。各種報道機関の調査結果をとにかく集めることも重要ですが、偏った調査を行った報道機関がないのかを精査しないといけないわけです…

 

 今回は、調査結果を沢山集めるだけでなく、KEYとなるだろう州において、影響力の強いだろう、または調査リーチ可能な層が多いだろう調査機関はどこだったかを、事前にリサーチし、それから大統領選挙の結果予想を、自分なりに考えるべきだったと反省しています。

 バイアスと有効性はトレードオフということを、もう一度胆に銘じたいです。

もちろん、予想が出てきたがために結果を変えてしまうことや、他の理由もあると思いますが、一つの要因として今回はこの話を書きました。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

いつも、応援ありがとうございます!

 

崔真淑/さいますみ

 

AIは人間と代替可能になり、仕事が奪われるー!という前提について思うこと。

 みなさま、こんにちは!

 おかげさまで、講演、イベント、某局地上波…と、様々な場所で活動をさせてもらってます。本当にありがとうございます!

 こうした活動のなかで、必ずと言っていいほど聞かれるテーマがあります。それは、AI(人工知能)の経済・雇用への影響です。今回は、AIが仕事を奪う!という論調に対して、私が思うことを徒然にまとめさせてもらいます。

 

*IBM7-9月決算の衝撃

 現在は、アメリカ企業の決算発表シーズンです。昨晩、IBMが発表を行いました。第三四半期の7-9月期は売上高は192億ドルと、前年比0.2%減でした。しかし、18四半期連続で低迷していた業績が回復の兆しが出ています。

 牽引したのは、クラウド事業、人工知能プラットフォームWatsonです。売上高の約半分がこの事業が牽引し、前年比二桁の伸びという結果に…。大企業が、この伸びを持つってすごいですよね…

 IBMは完全なソフト会社として進んでおり、ここまでAI関連事業が急速に広がっているのに改めて驚きでした。以下のCEO発言が、それを物語っています。

Whether it is banks implementing IBM blockchain solutions, hospitals leveraging Watson to fight cancer, or retailers using cognitive apps built on the IBM Cloud to transform the customer experience, clients across all industries are tapping into a new kind of innovation value from IBM.

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(写真はWIKIPEDIAより。IBMのWatson)

 

*AIに人間の仕事が奪われるという前提に、思うこと…

 FT記事によるとIBM側は2017年も、上記事業部で同様の伸びを予想していると…。

これだけAI事業が伸びると毎度の如く、『私の仕事が…』という話が振られます。

 はい。私も不安です。しかし、AIに仕事が奪われるという話だけでなく、補完されることで生産性、雇用、収入が増え、更にはマクロ経済におけるTFPにどう影響するかをもっと議論すべきと思っています。 

 更には、AIと人間を代用可能なものと見がちですが、これは違うと思います。これは、一方のコストが上がれば、もう一方に置き換えればいいという前提に立っていると思うからです。

 これが通用するのは今日も明日も…ずっと先の仕事も同じように広がり、同じようにコストが掛かるという前提の静的な世界ならば成立します。でも、んなわけない!

 

*AIと人間の代替性は、時代によって変化する

 例えば、証券営業について考えてみたいと思います。最近では、ロボアドが主流になりつありますが、それをネット経由で活用できるのは、投資に既に一歩踏み込める層だったり、経験者です。

 でも、売上高を伸ばすには新規の顧客獲得が必要なわけです。データでアプローチすべき最適な層が算出されます。そうした層にアプローチする速度は上がるでしょう。しかし、まずは「なぜ投資なのか?」を考える場を提供し、更には人間味を活かした顧客獲得が必要に…

 新規顧客を獲得する場面では人間力が要になることが多いだろうし、既存顧客がメインならば掛かるコストも前者と違うはずです。

 つまり、AIと人間の代替性って時代やトレンドによって変化すると予想されるし、コストが見合わない場面ではAIと人間が完全に代替することもないと思うんですよね。

 例えばAI的には顧客対象としてアウトでも、実はものすごい大富豪を顧客として取り逃がすことだってあるかもしれません。なーんていう異常値を発見するために分析コストをかけるより、人間を使った方が合理的かもしれません。でも、そんなことあるんかいな!と思いきや…

 

 アメリカでは、公務員からフリーになった前FRBバーナンキ議長を融資対象として、銀行がアウトにしたことが話題になりました。億単位の講演、執筆依頼のオファーがあったのにです。でも、これを人間が終始どこかで対応していたらどうなっていたでしょうか…。 

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(注:完全にAIが人間の仕事を奪いマクロにAIによる雇用の影響は、別の機会に議論させてください。また、人間の感情も真似でき、ほぼ人間と言えるロボットが登場することは前提にせずに書いてます。)

 

*これからの経営陣に必要なもの…

 上記のことをまとめると、これからの経営陣に必要なスキルは、AIと人間の代替性がどのポイントまでは有効で、どのポイントからはコストがかかるのか。更には、その視点を活かすために、異常値を見つけた時対応と、常にAI君に合理的に働いてもらうための正しい問いを出し続けることが必要なのかなと思います。

 エイボン社外取締役として、半年が経過しましたが、こうした視点も考えながら経営参画していきたいところです!

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長い文章を読んで下さり、ありがとうございます!

そして、いつもありがとうございます!引き続き精進します!

 

崔真淑/Masumi Sai

4月からの活動を振り返って学んだこと!~なぜ「話す」には、「書く」が必要のか?~

 みなさま、こんばんは!Good ・ News and Companies Inc. の崔真淑(さいますみ)です。おかげさまで、この4月から新し活動をさせて頂いてます。本当にありがとうございます!今回は、そんな活動のご紹介と、そこからの学びを書かせてください!

 

*4月からの活動とは~?

 有り難いことに、4月から始まったレギュラー番組や連載があります。まずは、NHKラジオ第一「マイあさラジオ」にて、コーナー「崔真淑のお金のヒント」を担当させて頂くことになりました。

 嘘のような本当の話なのですが、私は同番組の超ファンのだったのです…。レギュラー番組の関係で、朝が超絶早い私にとって、この番組は貴重な存在。早すぎる朝(朝3時半起きとか…)を迎える日は、「マイあさラジオ」より速い「ラジオ深夜便」で朝を迎えることもあります。

 初回は、4月から値上がりした物をフックに、この経済環境とどう向き合うべきかをお話ししました。国民年金保険料、健康保険(会社員加入)、介護保険料引き上げと続いていますよね。長く、そして健康に働き続けるためには、やっぱり健康投資。経済学の研究を紹介しつつ、健康投資の在り方についてお話ししました。

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(画像はNHKラジオ第一「マイあさラジオ」のHPです。ぜひ、ご視聴よろしくお願いします!)

 

*その他には、どんな活動を?

 そして、新連載も始まりました!日経ウーマンオンラインにて「崔真淑の女子とキャリアの経済学」です!働く女性の経済環境や、コーポレートガバナンス研究の一環として取締役会の多様性について研究してきた経験なんかも書かせてもらってます!毎週水曜日更新です!

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(画像は日経ウーマンオンラインにて「崔真淑の女子とキャリアの経済学」ぜひ、よろしくお願いします!)

 

*メディアの活動以外では?

 化粧品会社エイボン・プロダクツ社外取締役に就任して、業務の幅も広がりを持たせて頂いてます。社外取締役の役割は、外部だからこそのアドバイザー機能と、ガバナンス機能。しかし、外部だからの視点だけでなく、現状のビジネス運営や現場を知ることで、その機能は更により良くなっていくと感じます。エイボンメンバーさんのアワード表彰会に参加する機会をただき、ユーザーの方々から率直な意見を聞かせていただきました。

 

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(写真は取締役会長、執行役員の方と!アワード表彰会にて!

 

*で、そこからの学びとは??

 当たり前ですが、私は仕事上で沢山喋るし、話をします。番組ではもちろんですが、取締役会や様々な場面で、自分の意見を述べるために「話す」という行為をしています。じゃあ、その「話す」という行為において、結果を残すためにはどうしたら良いのか。これも自明ですが、徹底した準備です。

 そして、改めて思ったのは、その準備には「書く」という行為がマストだということです。頭で考えるだけでなく、自分の思考プロセスや、自分が経てきた経緯、自分がこうだと思う論理構成を、とにかく書く!ということです。なぜでしょうか?

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(画像はPublic DomainPictures.netより)

 

 考えを文章化するということは、後で読む自分や、その他の読み手を意識します。そして、読み手はリニアー(直線)にしか読めません。どこかに重要なことが書いてあるから、とにかく舐めるように文章をよんでね~!よろ~!なんていかないのです。読み手は、写真やビジュアルを見るように面を眺めるようには、文章を読めません。上から縦に直線にしか文章を読めません。

(字で絵を描いたとか、速読はどうなんやとか、そういう特殊ケースは横において置いてね。)

 人間は縦にしか読めないとなると、論理的に繋がっていないと文章を読み進めることができません。つまり、文章にするということは、思考していた内容の順序が意識されるのです。書き始めると、強制的に論理的にさせられてしまうんですね。思考内容を文章にすると、いろんな矛盾に気付いたり、更には意外なアイディアが浮かんだ経験は少なくないと思います。

ということで、更に書いて書きまくって、思考を深めて仕事を精進しつつ、社会に還元していきます!文章構成力は、まだまだ修行が必要ですが…

いつもありがとうございます!

引き続きよろしくお願いします!

 

崔真淑/さいますみ